突然、「0800 080 1130」から電話がかかってきて、「中国大使館からのお知らせです」という自動音声が流れた──。
思わず出てしまい、「詐欺だったの?」「個人情報が盗まれたかも」と不安になっていませんか。
安心してください。これは実際の中国大使館とは関係のない詐欺グループによる自動音声電話です。
途中で電話を切っていれば、金銭的・情報的な被害の心配はほとんどありません。
この記事では、0800 080 1130からの電話の正体と手口、そして今すぐできる安全な対処法を、初心者にも分かりやすく解説します。
同じような電話に悩んでいる方も、これを読めば今日から安心してスマホを使えるようになります。
0800 080 1130からの電話は詐欺?その正体を徹底解説
突然「0800 080 1130」という番号から電話がかかってきて、つい出てしまったという人は少なくありません。
受話口から流れる「中国大使館からのお知らせです」という自動音声に、思わず不安を感じた方も多いでしょう。
ここでは、この電話の正体と背景にある詐欺の仕組みを、専門的な視点から分かりやすく解説します。
中国大使館を名乗る不審な自動音声の内容

この電話の多くは、最初に「中国大使館からのお知らせです」と日本語で案内が入り、その後に中国語の自動音声が続きます。
音声の内容は、主に以下のようなパターンが確認されています。
| 自動音声の内容 | 目的 |
|---|---|
| 「あなたのパスポートに問題があります」 | 不安をあおる |
| 「在留資格に異常があります」 | 焦りを生じさせる |
| 「確認のために9を押してください」 | 個人情報収集・誘導 |
これらは、受信者の不安を利用して個人情報を聞き出す典型的な自動音声詐欺の手口です。
電話の途中で切った場合、金銭的被害や個人情報の抜き取りは発生しません。
なぜ「0800」番号からかかってくるのか
「0800」から始まる番号は、もともと企業の問い合わせ窓口などに使われるフリーダイヤル番号です。
しかし、近年は詐欺業者がこの形式の番号を悪用し、あたかも「公式な連絡」に見せかけて電話をかけています。
つまり「0800だから安心」と思い込ませる心理的なトリックなのです。
また、犯人は実際には海外から発信していることが多く、発信者番号を偽装しているケースもあります。
画面に表示された番号が本物とは限らないため、表示だけで信用しないようにしましょう。
番号が長い・不自然な場合に共通する特徴とは
今回の「08008011300800」のように、桁数が通常より多い番号や「080」や「0800」が不自然に繰り返されている場合は、ほぼ確実に偽装番号です。
犯人側が自動発信プログラム(ロボコール)を使って大量の番号に同時発信しているため、こうした不自然な構成になるのです。
| 番号の特徴 | 詐欺電話の可能性 |
|---|---|
| 080や0800が繰り返されている | 非常に高い |
| 桁数が多い・規則性がない | ほぼ確実 |
| 着信履歴に「国際電話」表示がある | 海外詐欺グループの可能性 |
見慣れない番号からの着信には、出ない・かけ直さないを徹底することが最も重要です。
ここまでで、この電話が詐欺である可能性が非常に高いことが分かりました。
電話に出てしまったときに起こることとリスク

知らない番号からの電話に出てしまったとき、多くの人がまず感じるのは「やってしまったかも」という不安です。
ここでは、実際に0800 080 1130のような番号に出てしまった場合に起こり得るリスクと、その影響について整理します。
結論から言えば、途中で電話を切っただけなら金銭的被害はほぼゼロですが、油断は禁物です。
途中で切った場合の安全性と影響
自動音声を聞いてすぐに電話を切った場合、スマホの中の情報が抜き取られることはありません。
電話に出ただけで、通話履歴・位置情報・連絡先などが送信されることは技術的に不可能です。
また、受信側には通話料も発生しません。
ですので、「電話に出ただけで被害に遭ったのでは」と慌てる必要はありません。
| 項目 | リスク |
|---|---|
| 個人情報の流出 | なし |
| 通話料の発生 | なし |
| ウイルス感染 | なし |
ただし、「出た」という記録そのものが残るため、注意が必要です。
「生きている番号」としてマークされる危険性
詐欺グループは、実際に誰かが出た番号を「アクティブナンバー」として記録します。
この情報は「カモリスト」と呼ばれる名簿に登録され、他の詐欺業者へ転売されることがあります。
その結果、今後しばらくの間に不審な電話やSMS(ショートメッセージ)が増える可能性があります。
この現象は、番号を実際に使っていると証明されてしまったために起こるものです。
被害を防ぐには、次章で紹介する「着信拒否」や「ブロック設定」をすぐに行うことが有効です。
ボタンを押した・話してしまった場合の被害パターン
もし自動音声に従ってボタンを押したり、相手と会話してしまった場合は、次のような危険が発生します。
| 行動 | 想定される被害 |
|---|---|
| ボタンを押す | 偽の担当者に転送され、個人情報を聞き出される |
| 会話をする | 声のデータを悪用される可能性(声紋認証の模倣など) |
| 指示に従う | 銀行口座・暗号資産の送金を促される |
特に、「あなたの口座が犯罪に使われている」「保釈金が必要」などといった話が出た場合、それは完全な詐欺です。
途中で電話を切ったあなたの判断は、最も正しい行動だったと断言できます。
今すぐやるべき3つの具体的な対策

「電話に出てしまったけれど大丈夫かな?」という不安を完全に解消するには、具体的な対策を取ることが重要です。
ここでは、今すぐスマホでできる3つの鉄壁対策を紹介します。
これらを行えば、再び不審電話に悩まされるリスクを大幅に減らすことができます。
着信拒否・ブロックの正しい設定方法(iPhone/Android)
まず最初に行うべきは、かかってきた番号を完全にブロックすることです。
ブロック設定をしておけば、同じ番号からの再発信は物理的に届かなくなります。
| スマホの種類 | 設定手順 |
|---|---|
| iPhone | 電話アプリ → 履歴 → 該当番号右の「i」マーク → 一番下の「この発信者を着信拒否」を選択 |
| Android | 電話アプリ → 履歴 → 番号を長押し → 「ブロック/迷惑電話として報告」を選択 |
これで、同じ発信元からの再着信を完全に遮断できます。
さらに、端末によっては「非通知着信を拒否する」設定も有効です。
絶対に「かけ直さない」べき理由
着信履歴に残った不審な番号に対して「誰だったのだろう」と思い、ついかけ直したくなる気持ちは分かります。
しかし、それは最も危険な行為の一つです。
理由は以下の2点です。
- 高額通話料の発生リスク:海外へ転送される仕組みを使われると、数十秒で数千円単位の料金が発生することがあります。
- 再ターゲット化の危険:「興味を示した人物」としてリストに登録され、詐欺の勧誘電話が繰り返しかかってくるようになります。
知らない番号には、絶対にかけ直さない。このルールを守るだけで、被害リスクは激減します。
迷惑電話防止アプリで守るスマホの安全
詐欺電話は、番号を変えて何度でもかかってくることがあります。
そのため、テクノロジーの力を借りるのが最も確実な対策です。
| アプリ名 | 特徴 |
|---|---|
| Whoscall(フーズコール) | 世界中の詐欺電話番号データを持ち、着信時に警告を表示 |
| トビラフォン | 通信会社公認。高精度な迷惑電話データベースを搭載 |
| キャリア公式サービス | ドコモ、au、ソフトバンクが提供する「迷惑電話ブロック」などの月額オプション |
これらのサービスは、詐欺電話を検知して警告を出したり、自動的にブロックしたりする機能を備えています。
アプリを導入しておけば、出る前に危険を察知できる安心感が得られます。
次の章では、警察や家族への対応、そして再発防止のための心構えについて解説します。
よくある質問Q&A|警察・家族・再発防止のポイント
ここでは、「0800 080 1130」のような不審電話を受けた人からよく寄せられる質問をもとに、正しい対応をQ&A形式でまとめました。
被害を防ぐだけでなく、心の安心を取り戻すためにも、一つずつ確認していきましょう。
警察や#9110への相談は必要?
金銭的な被害が発生していない場合、緊急の届け出は不要です。
警察も多くの場合、「無視して大丈夫です」と案内します。
ただし、もしも同じ番号や似た内容の電話が何度もかかってくるようなら、警察相談専用ダイヤル「#9110」へ相談してください。
これは110番とは異なり、犯罪や詐欺に関する生活相談を受け付けている窓口です。
| 相談先 | 利用目的 |
|---|---|
| #9110 | しつこい詐欺電話・不安な場合の相談 |
| 最寄りの警察署 | 実際に被害を受けた場合の届け出 |
不安を感じた段階で相談することが、被害を未然に防ぐ第一歩です。
家族や周囲への共有が重要な理由
あなたが不審な電話を受けたということは、同じ地域の番号にも同様の発信が行われている可能性があります。
特に高齢の家族は、詐欺電話を本物と信じてしまうケースが少なくありません。
「中国大使館を名乗る電話がかかってきたら出ないように」と一言伝えるだけでも、防げる被害があります。
| 伝えておきたい相手 | 伝える理由 |
|---|---|
| 家族(特に高齢者) | 詐欺電話の存在を知らない可能性がある |
| 友人・職場の同僚 | 同じ手口の被害を防げる |
「自分は大丈夫」と思わず、周囲にも情報をシェアすることが最大の防御策です。
「+」から始まる国際電話にも注意すべき理由
最近は「+81」「+44」「+1」など、国際電話番号を偽装した詐欺電話も増えています。
「+」は海外からの発信を意味するため、海外に知人がいない限り、出る必要はありません。
特に「+86」(中国)や「+852」(香港)などは、今回の中国大使館詐欺と関連しているケースが多く確認されています。
| 番号の先頭 | 発信国 | 危険性 |
|---|---|---|
| +81 | 日本(番号偽装の可能性あり) | 中程度 |
| +86 | 中国 | 高い |
| +852 | 香港 | 高い |
海外に知人がいない人は、「+」から始まる電話には出ない・即ブロックするという習慣を持ちましょう。
今後同じ被害に遭わないための心構え
詐欺電話の手口は、年々巧妙になっています。
「不安をあおる」「急かす」「確認を促す」といった共通の特徴に気づけるようになると、自然と身を守れるようになります。
- 知らない番号には出ない
- 不審な内容なら即切る
- 個人情報は絶対に伝えない
電話越しに個人情報を伝えるよう誘導されたら、すぐに詐欺を疑うこと。
あなたが「おかしい」と感じたその直感こそ、最も信頼できる防御反応です。
まとめ|0800 080 1130の電話に出てしまったあなたへ
ここまで、不審な電話「0800 080 1130」について、その正体と対処法を詳しく見てきました。
最後に、この記事の重要ポイントを整理し、あなたが今後も安心してスマホを使えるようにまとめます。
今回の電話が詐欺である根拠の整理
まず、この番号からの電話は中国大使館を名乗る詐欺電話です。
発信元は海外の犯罪グループであり、あなたを個別に狙っているわけではありません。
自動音声によって不安をあおり、個人情報を引き出すのが目的です。
途中で電話を切ったあなたの判断は、完全に正しい対応でした。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 電話の内容 | 「中国大使館からのお知らせ」とする自動音声 |
| 目的 | 個人情報の詐取・送金誘導 |
| 危険度 | 非常に高い |
安全を守るために覚えておくべき鉄則
今後同じような電話を受けても慌てず、次の3つの鉄則を守ってください。
- 知らない番号には出ない
- 出てしまってもすぐ切る
- 絶対にかけ直さない
これらを実践するだけで、ほとんどの電話詐欺を防ぐことができます。
「知らない番号は無視する」というシンプルな行動が、あなたのスマホを守る最強の防御策です。
不安を感じたときに取るべき最終行動
不審電話が続く、あるいは新しい番号から何度もかかってくる場合は、迷わず以下の行動を取りましょう。
| 行動 | 内容 |
|---|---|
| 警察への相談 | #9110へ連絡し、状況を説明する |
| 携帯キャリアへの報告 | 各社の迷惑電話報告サービスを利用 |
| 迷惑電話防止アプリの導入 | Whoscallやトビラフォンなどを活用 |
また、家族や友人にこの出来事を共有しておくことも重要です。
同じ被害を未然に防ぐために、あなたの体験が役立ちます。
最後にもう一度伝えます。
あなたが途中で電話を切ったのは、最も安全で賢明な判断です。
不安を感じた気持ちは自然なものですが、その行動があなた自身を守りました。
今日からは、知らない番号には出ないというルールを習慣にし、安心して日常を取り戻してください。

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